七ツ釜五段の滝(2012-04)



山梨県 山梨市にある滝です。
日本の滝百選に選ばれています。

西沢渓谷の奥にあり、多くの観光客で賑わっています。
遊歩道が整備されているので、比較的簡単に渓谷内を散策する事が出来ます。
ただ、七ツ釜五段滝までは片道2時間程かかります。
帰りはトロッコ跡を通れば1時間ちょっとで戻って来れます。

今回はまだ新緑には早かったみたいなのと天候が良くなかったので、
茶色が多めになってしまいました。夏頃はとても緑が綺麗だそうです。


行き方ですが、山梨県と埼玉・長野両県の県境近くににあります。
山梨県(甲府市)側からは、国道140号線を秩父方面へ。
埼玉県(秩父市)側からは、同じく国道140号線を甲府方面へ行くのですが、
埼玉・山梨県境は有料道路になっています。

国道を走っていると広瀬ダムの北側に道の駅があります。
さらに少し行った所にある高架橋の付け根あたりにある測道へ入ると駐車場があります。
そこからは林道の為、一般車は進入禁止になっています。




渓谷の入口に一番近い滝です。



林道の為道は広いです。
山中のせいか新緑はまだまだでした。



最初の難関?の吊り橋です。
しっかりした造りで安定はしていますが高所恐怖症の人はどうでしょうか。



けっこう高いです。



吊り橋を渡った先にある看板です。
ここから遊歩道が始まります。



途中にはいくつかの見所があります。



三重の滝です。
滝見台があります。



ちょっと角度を変えて。
水の色がとても綺麗でした。



滝の上段からです。






人面洞と呼ばれている所です。
どこが人面かと言うと・・・。



中央の窪みが人の目と鼻の様な形になっています。



緑の季節に来たかったです。



竜神の滝です。



この渓谷は段々になった滝が多いです。



恋糸の滝です。
渓谷に行くとこれと似たような名前の滝が結構あります。
流れの細さと儚さをかけているのでしょうか。



貞泉の滝です。
水量が多く豪快な滝です。






流れが急な所、緩やかな所 いろいろな顔を見せてくれます。






母胎渕(甌穴)と呼ばれるくぼみ。



中は丸く凹んでいます。



岩にも名前が付いています。
看板が立っているのが親切です。



七ツ釜五段の滝が見えてきます。



七ツ釜五段の滝全景です。



上段です。



下段です。



釜の様な形をしています。






滝の沿って遊歩道があるので全体を眺める事が出来ます。



滝を越えさらに上ると渓谷の終点に出ます。



軌道跡がまだ続いていますが進入禁止です。



トロッコ跡を利用した遊歩道です。
軌道跡とあって傾斜は緩やかで歩きやすいです。
この道を上がって来ると渓谷の散策はできませんが、滝には楽に来る事が出来ます。



七ツ釜五段の滝です。






レールを再利用して作られた落石止め。



溶接で組まれています。



昔はここを木材や石を積んだトロッコが行き来していました。



木材を運んでいたトロッコです。
難所の谷間に転落して怪我をした運転手の名前を付けたりと、
なかなかユーモア?のある鉄道だったようです。

トロッコ跡を下って行くと最初の林道に出ます。


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